ワンクリック詐欺
不正なソフトはパソコンの中の情報を勝手に盗んだり、ソフトの働きにより 「請求画面」 が表示されてしまうことがあります。
この表示は外部から操作しているわけではなく、パソコンの内部に不正にインストールされてしまった不正プログラムによる行為です。
パソコンを起動した直後や定期的に 「請求画面」 が表示し 「お金が振り込まれていません」 「支払期限まで○○日」 などの表示があらわれます。
IPアドレス
パソコンの使用OS
都道府県
プロバイダー
リンク元ドメイン
等の情報が表示されますがサーバーログ(ネット上の駅のようなもの)から、日常読み取ることができます。別に特別の事ではなく普通のことです。携帯電話なら携帯の識別番号と位置情報から「東京都○×区△○町」 までわかります。
それを、さしも 「情報を取得したぞ!!」 と利用しているのがワンクリック詐欺です。考えた人は頭がなかなか良い人だと思う・・・。
でも心配は無用です、これらの情報から 「詳細な住所、氏名、電話番号」 など個人を特定する情報は取得できません。だから相手には、何一つあなたの情報は漏れていないんです。
動揺してはいけません。何せ詐欺なんですから。
決してお金を払ってはいけません!
【消費者契約法・電子契約法】
消費者契約法では、簡単に言うとその時に 「契約の意思があったか無かったか」 が重視されます。もちろんワンクリック詐欺は、「契約の意思」 が無い状態での出来事ですから支払いの義務はありません。
ワンクリック詐欺は、消費者契約法・電子契約法の観点から見ても契約として認められません。良い法律がありました!当たり前か。
【個人情報保護法】
17年4月より施行された個人情報保護法により、不当な情報取得、または情報開示は法律で禁止されました。
したがってワンクリック詐欺業者がプロバイダー等に情報開示をもとめることはできないのです。脅しに乗っちゃ駄目です!?情報は守られてます!!
【裁判は起こしません!!】
ワンクリック詐欺業者は、裁判を起こしません!
それは、何故かと言うと 「自分たちが捕まってしまうからです」・・・。
考えてみてください 「詐欺」 をしているのに、裁判ってありえないですよね。もし裁判なんて起こしたら自分達が捕まってしまいます・・・。
だから裁判は、ワンクリック詐欺業者は起こしません。ただの 「動揺」 させる作戦です。例えば知り合いからいきなり 「お前を偽証罪で訴える」 って言われたら驚きますよね、それと一緒です。
裁判を起こす際は、「内容証明書」 が相手から送付されてきます。まず送られてくる事はありません。もしも送られてきたら 「異議申し立て」 をしましょう。それだけで大丈夫です。
私たちは、法律で守られています。ワンクリック業者にはまけません!!
ワンクリック詐欺対象法
もしもワンクリック詐欺に遭ったら 「無視」 です。間違ってもそのサイト内にあるメールアドレス・電話番号などで、連絡・抗議するのはやめましょう。
それは、みすみすこちらの情報を教えることになります。電話なんてしたらそれこそ 「ワンクリック業者」 の餌食です。
絶対 「無視!!」 です。気にしないのが一番です。