コラム
[Windows]8月の月例パッチ適用後の不具合の対処法まとめ
マイクロソフト8月の月例パッチが原因でPCが起動しなくなるなどの不具合が発生している問題について、対応方法のまとめをセキュリティチームの公式ブログで公開した様です。
この問題は、8月13日に公開した更新プログラムを適用した場合に、ブルースクリーン(画面が真っ青になる)になり起動できなくなる、PCが再起動を繰り返すといった症状が発生するものです。
問題は一部ユーザーの環境において発生しているものですが、すべてのバージョンのWindowsで発生する可能性があるとのこと。また、現時点ではほとんどがWindows 8.1/8/7で問題が発生している様です。
問題が発生した場合の対処方法としては、「スタートアップ修復」を利用することが推奨しています。手順としては、まずPCの電源を一度切り、電源ボタンを押してすぐに[F8]キーを押したままにする(Windowsロゴが表示される前にF8キーを押す必要があります)。
その後、「詳細ブート オプション」という画面が表示されたら「コンピューターの修復」を選択し、キーボードレイアウトやユーザー名を選択した後、「システム回復オプション」画面で「スタートアップ修復」を選ぶことで修復が行えます。
また、問題が発生していない環境においても、「KB2982791」「KB2970228」「KB2975719」「KB2975331」の4つの更新プログラムが適用されている場合には、予防的措置として更新プログラムをアンインストールすることをおすすめしており、アンインストールの手順を紹介しています。
手順としては、Windows Updateの画面で左下の「インストールされた更新プログラム」をクリックして、該当する更新プログラムの名称を検索ボックスから検索、表示された更新プログラムをアンインストールするという流れの様です。
なお、これらの更新プログラムは、現在ではWindows Updateなどによる配信は停止されているため、自動更新を停止するなどの対応を行う必要はありません。
日本のセキュリティチーム公式ブログの記事
http://blogs.technet.com/b/jpsecuri
ホームページと法務の関係
自社のパッケージ製品に、オプションとしてリーガルチェックサービスを付けること、次週のセミナーで個人情報保護について触れなければいけないこともあり、ホームページと法務の関係について考えてみました。
プライバシーポリシーとは
プライバシーポリシー とは、 ホームページ上で収集した個人情報の取り扱い方や利用の仕方などを、そのサイトの管理者が定めたルールのことを言い、個人情報保護方針とも言います。(参考:弊社のプライバシーポリシー)2003年に「個人情報の保護に関する法律」が制定され、企業としても無視できない流れになっています。
個人情報とは
では、個人情報とは何か。「氏名」「性別」「生年月日」「住所」「住民票コード」「携帯電話の番号」「勤務場所」「職業」「年収」「家族構成」「写真」「指紋などの生体情報」「コンピュータのIPアドレス・リモートホスト」 などを言い、氏名と紐つけられて始めて個人情報に該当します。この中のコンピュータのIPアドレス・リモートホストとは何か。「61.11.199.210」「d61-11-199-210.cna.ne.jp」のような数字やアルファベットの羅列を、インターネットの掲示板で見たことはありませんか。これを見ると、利用しているプロバイダーが分かります。しかしこの段階では利用者名と紐付けられていないため、個人情報には該当しません。では何故表示させているかというと、もしそのユーザーが犯罪目的の利用や他者の権利を犯した場合、運営者が警察やプロバイダに通報することにより個人が特定できるようになるのです。要するに不正利用を防止するための脅しみたいなものです。
プライバシー情報とは
個人情報と近い概念にプライバシー情報があります。プライバシー情報には、「ホームページの閲覧履歴」「利用したサービス」「検索キーワード」「送受信したメール」「利用した時間帯」「携帯端末の個体情報」「購入履歴」「利用環境」「性別」「郵便番号」「職業」「年齢」「身長」「体重」などが当たります。ユーザーの閲覧履歴を元にした広告の表示や、検索履歴を元にした予測変換などでは、プライバシー情報が使われているということになります。逆に、アクセス解析をしている方であればピンと来ると思いますが、ユーザーの利用時間帯や利用環境などは簡単に知ることが出来ます。アクセス解析は、今後のアクセスアップを考える上では非常に重要なことなのですが、プライバシー情報と氏名を一緒に管理するのは、万が一の場合危険です。通帳と印鑑を一緒に置いているのと同じです。くれぐれも気をつけましょう。
中小企業のコンプライアンスについて
あと考えなければいけないのが、法令遵守(コンプライアンス)の点です。通信販売をする場合であれば、まずその商品は販売してもいいものかという事。例えば医薬品は薬事法上販売できません。また健康器具や健康食品、化粧品の販売サイトで「広告文責」という表現を見た事はないでしょうか。これは、その文章に誰が責任を持つかを明記しています。大手ショッピングモールでは、この記述が無ければ、店のオープンが出来ません。一般のサイトで問題になるのは、商標の問題や他者の権利を犯した記述です。地元で普通に売っていたのに、ホームページに載せた途端、商品名のクレームがつく事はよくあります。インターネットは、世界中の人が見られるのですから、リスクが高まるのは当たり前です。法律だルールだと、本当に商売がしづらい時代になってきました。
便利さと引換に
AMAZONや楽天が、自分や他のユーザーの過去の購買履歴から別の商品を提案してくること、Googleの検索窓に途中までキーワードを入れただけで残りを補完してくれること、これらは非常に便利な機能です。しかし裏を返すと、便利さと引換に個人情報やプライバシー情報を提供していることになります。FACEBOOKにおいても、自分の個人情報やプライバシーを表に出すことにより、他人の個人情報やプライバシーを知ることが出来るという面があり、今後さらに議論されることでしょう。
そしてホームページで誰でもすぐに情報を発信できる時代、従業員が軽い気持ちで書いた文面に責任が持てますか? 大手企業であれば、法務担当者や顧問弁護士がいると思います。しかし中小企業ではそうはいきません。何か起きる前に、一度弁護士や司法書士など法律の専門家のリーガルチェックを受けてみてはいかがでしょうか。
農業の六次産業化について考える
地方が置かれている現状
私が住んでいる秋田県は、農業県として全国的に有名な訳ですが、米を含めた出荷高よりも、実は他県から農畜産物を購入している金額の方が大きいという現実があります。誘致企業を中心にした製造業は生産拠点の海外シフトに伴い衰退し、商業・サービス業も、所得や人口の減少、大手資本の進出により経営難に陥る所が増えてきました。要するに地元でお金が回っていないだけではなく、県外にどんどん流出しているのです。これに対し、自治体も助成金を付けたり、啓蒙のためのセミナーや商談会を開催したりしていますが、「やっただけ」で終わり、将来につながっていないのが現状ではないでしょうか。
大山町農協の成功事例
大分県日田市大山町には、年収1億円以上の農家がたくさんあるようです。羨ましい限りですよね。では何故こんなに収入が多いのか。農産物を収穫し、それをそのまま流通させるのではなく、それを加工し、販売するという一連の流れが出来ているからです。農産物は加工されることで付加価値(利益)を増します。さらにこれを直販することで流通マージンをカットし、消費者に受け入れられやすい価格で提供することが可能になります。これが「農業の六次産業化」です。
農業、水産業は、第一次産業に分類されます。しかし六次産業は、農畜産物、水産物の生産だけでなく、第二次産業である「食品加工」や、第三次産業である「流通・販売」にも農林水産従事者が主体的に関わり、今まで第二次・第三次産業の事業者が得ていた付加価値を自ら得て、農業と地域を活性化させようする活動をいいます。具体的には、農業商品のブランド化、農家レストランの経営、産直ショップの運営など。基本的に【1+2+3=6】という考え方ですが、【1×2×3=6】という考え方もあるようです。(コーディネイト・マッチングについて)
では、具体的に「大山町農協」では何をやっているか。色々情報を辿ってみると、大山プロフェッショナル農業集団を結成し、土づくりからスタートしたようです。そこには大きな意識改革があったのではないかと思います。例えばイチゴを育てて収穫、それを一番美味しい時期にジャムに加工して販売します。地元で収穫したハーブや野菜は、パンに練り込んで、焼きたてパンとして町外ターゲットで販売します。さらに地元食材で作った多くの料理を、農家レストランでバイキングスタイルで提供します。オーガニック料理食べ放題となると、集客力も高いですよね。このお店で成功し、二号店を大分市中心部に、三号店は福岡市博多に作ったようです。この動きは間違いなく観光集客にもつながります。雇用への貢献も大きく、利益は組合員に分配されるため、おばちゃんの給与も手取で30万円近くになるそうです。収入が上がれば後継者問題も間違いなくクリア出来ると思います。農業者の収入が上がれば、商店街で買い物をし、それが銀行を経由し他の産業にも伝播します。これが農業を中心にした経済循環システムであり、地方経済活性化に確実につながります。(大山町農協 木の花ガルテン)
問題点を考える
しかし、同じような取り組みをしていても、うまくいっていない事例も散見されます。では何故うまくいかないのかを考えてみたいと思います。
まず一つが事業主体の問題です。主体者が自治体になってしまっていること。事業の推進には多くの予算がかかるので、自治体の協力は欠かせませんが、当の本人のやる気が無いと始まりません。「大山町農協」の成功事例の裏には、当事者の揺るぎない「意識改革」があったと思います。また成果物で物事を考えられると、間違いなく「やっただけ」の事業で終わってしまいます。商品を作っただけ、ポスターを作っただけなど。これはプロダクトアウトの考えにもつながります。モノの売れない昨今では、消費者を見ていない商品は売れません。弊社でも、このような商品のホームページ制作を、補助金の委託事業で請けたことがあるのですが、さすがに大きな成果を上げることは出来ませんでした。マーケットインに基づいた、事前のリサーチは必須です。年度で事業が切られたり、予算が無ければ実行出来ないというのも問題です。事業の推進に長期ビジョンは欠かせません。
昨今のフォーラムに出席すると、大体マッチングの場も開設されているのですが、そこに来ているのは中央のバイヤー。本末転倒というか、何か違和感すら感じてしまいます。コーディネートしなければならないのは、縦の商流ではないでしょうか。この段階で無理に横に広げても無駄だと思います。
今、何が必要か
意識改革
現在、食による町おこしに取り組んでいますが、共通して感じるのがこの「意識改革」です。経済が縮小していく中で、このままではいけないと思う「危機感」こそが重要です。そして、全ステークホルダーが利益を享受できる環境を構築すること。これが出来なければ、事業の継続が出来ません。
消費者を意識する
ただ作っただけの、消費者を意識していない商品は売れません。アンテナショップがあれば、消費者ニーズを吸い上げることが出来ます。アンテナショップが無くても、インターネット・SNSで情報収集するだけでトレンドは掴めると思います。
エリア内を縦につなぐ
食材を加工してから販売するまでの流れを、自前で対応出来ないのであれば、地域内の業者とコラボレーションをすべきです。これを県外業者に依頼してしまっては、地域経済活性化の意味が無くなります。
商業・サービス業を六次産業化出来るか?
「意識改革」、「エリア内を縦につなぐ」は、企業であれば3C分析のCompany(自社)から導き出されるものです。「消費者を意識する」は、そのままComsumer(消費者)です。商品開発も同様ですが、六次化に当たっても分析は必須ということです。
現在商業・サービス業がリーダーシップを取った六次産業化を試験的に行なっています。10月7日に、ある商品の販売開始を予定しておりますが、機会がございましたらまたここでレポートしたいと思っております。
災害時におけるTwitterの有用性
まずは、2011年3月11日に発生した東日本大震災で被災された皆様に、心よりお見舞い申し上げると共に、被災地の一日も早い復興をお祈りしております。
私は普段マイカー通勤をしているのですが、その日はたまたま社内の送別会があり電車通勤だったのです。15時までは企業支援の仕事で山王地区の某ビルで勤務、16時からはテレマの仕事の打ち合わせで駅前に行き、終わり次第送別会というスケジュール。次の現場に行こうと準備をしている時に、ビルの警報は鳴りました。カウントダウン「地震警報 大きい揺れまで30秒…20秒…10秒…」そして、いつもとは違う大きく長い揺れが。
14時46分、東日本大震災発生。
PCの電源と照明が一斉に落ち、机の下に隠れる人、棚から落ちる書類、フロアに響く悲鳴。しばらくして揺れが収まると、ビル内から外へ避難するように指示が出ました。外は猛吹雪で、前の道路も信号が消えており大渋滞。スタッフや家族の安否を確認すべく、オフィス、自宅、携帯に電話してもつながらず。周りの人も同様でした。そして余震が始まりました。いつもとは違う大きい余震です。
情報が無いということには、得も言われぬ不安があります。電話もつながらず、停電のためテレビからの情報もありません。そこで立ち上げたのが、スマートフォンのTwitterクライアントでした。タイムラインには各地の被害状況がリアルタイムに流れてきていましたが、この段階ではまだ情報が断片的で、全体がよく掴めませんでした。以下が震災直後の私のツイートです。 ※アカウント名とそれが特定できそうなURLは消しております。
流れを見て頂ければ分かると思いますが、結局自分は帰宅難民になってしまいましたが、ある議員さんにツイートを拾ってもらい、駅前と避難所の状況を伝えると共に、物資の対応をして頂くことが出来ました。また余震が続く中、非常に心細い夜だったのですが、Twitterで知り合った方と朝までお話して気持ちを紛らすことが出来ました。
震災後はデマも多く飛び交いましたが、自分で情報を取捨選択できるスキルさえあれば、Twitterの拡散力はやはり凄いと思います。タイムラインに流れてきたツイートをリツイートするだけで、何らかの役に立てるかもしれません。いざというときのために、アカウントだけでも作っておくべきです。本当に、人とつながっていることの重要性を思い知らされた一日でした。
座標系ソーシャルサービスで認知度アップ
foursquare(フォースクエア)とは
「foursquare」は、位置情報を使ったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のウェブサイトであり、モバイルアプリケーションのことです。ユーザーは「チェックイン」することにより、ポイントを得ることが出来、特定の会場や同一業種の「ベニュー」に連続して「チェックイン」することにより、バッジが得られることもあります。また、「ベニュー」への「チェックイン」回数や投稿が一番多いユーザーは「メイヤー」として記録され、これら一連のインセンティブがユーザーのモチベーションにつながります。
勿論、「Twitter」や「FACEBOOK」とも連携出来るため、フォロワーや友だちを共有出来、サービスをより楽しめるようになっています。例えばfoursquareでチェックインして投稿、その情報を「Twitter」や「FACEBOOK」にも投げることが出来ます。書くネタが無い方には持って来いかもしれません。
ユーザーとしての使い方
店舗に行き、iPhoneアプリのチェックインボタンを押した時の画面が左上です。近くのお店の候補がたくさん出てきます。大きな街では捕捉出来ないほど多くのベニューが表示されますが、郊外に行けば行くほど登録されているベニューは少なくなります。これは明らかに、利用者の数に比例していると思います。この候補の中に気になる店があったとします。その店をタップすると、右上の画面が表示されます。前に来店したユーザーが写した写真や投稿が表示されています。当然ですが、魅力的な写真やクチコミがあればそのお店に行ってしまいますよね。自分のTwitterやFACEBOOKの友達がクチコミを書いていたらなおさらですよね。というわけで、お店選びにも使えるのがこのfoursquareなのです。
店舗としての使い方
では選ばれる側のお店として考えてみましょう。チェックインを押した時に、候補のベニューとして表示されなければ、新規のユーザーに店の存在を知ってもらうことは出来ません。つまり、今まで誰もチェックインしたことが無いということになります。しかしそれでは勿体ないです。もし、iPhoneやAndroid携帯をお持ちであれば、是非ご自分の店舗でチェックインしてみてください。店舗が登録されていなければ、登録画面が表示されるはずです。そして登録されていたとしても、住所やカテゴリー等間違った情報が登録されていた場合など、有料の登録サービスもスタートしました。
もし、店舗がまだあまり知られていない場合、foursquareは認知度を上げるためのツールになります。AICEAS理論で言うと、Attentionをクリアします。さらにクチコミや綺麗な写真が投稿されていれば、Interest、Desireもクリアできます。ここまで来れば集客まではあと少しです。さらにユーザーがお店に来てチェックインしてくれたら、その情報はfoursquare以外にも、TwitterやFACEBOOKでも拡散される可能性が出てきます。FACEBOOKにもチェックイン機能がありますが、連携させていればユーザーの地図にもマーカーを表示させることが可能になります。つまり知ってもらえる可能性が一気に増えるのです。
foursquareは無料で使えるサービスです。一度遊んでみるつもりでチェックインしてみてはいかがでしょうか。
CSSの擬似クラス
CSSの擬似クラスとは?
CSSを知っていても、CSSの擬似クラスと言う言葉は、知らない人が居ると思います。有名なのは「a:hover」の「hover」部分です。ここの部分を擬似クラスと言います。擬似クラスには必ず「:」が付きます。
種類
CSS Version 1では4種類だったものが、Version 2で4種類、Version 3 で16種類も追加されました。
セレクトパターン | 概要 | Version |
---|---|---|
Example:link | 未訪問のハイパーリンクのソースのアンカーである Example要素 にスタイルを適用 | 1 |
Example:visited | 訪問済みハイパーリンクのソースのアンカーである Example要素 にスタイルを適用 | 1 |
Example:active | クリックなどでアクティブになった Example要素 にスタイルを適用 | 1 |
Example:hover | マウスポインタで指し示された Example要素 にスタイルを適用 | 1 |
Example:focus | タブキーなどでフォーカスされているときの Example要素 にスタイルを適用 | 2 |
Example:lang(fr) | 前方一致で fr という lang 属性値を持つ Example要素 にスタイルを適用 | 2 |
Example:first-child | 親要素の最初の子要素である Example要素 にスタイルを適用 | 2 |
Example:root | ドキュメント内のルート要素である Example要素 にスタイルを適用(HTMLの場合はhtml) | 3 |
Example:nth-child(n) | 親要素の n 番目の子要素である Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:nth-last-child(n) | 親要素の 最後から数えてn番目の子要素である Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:nth-of-type(n) | 兄弟関係にある n 番目の Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:nth-last-of-type(n) | 兄弟関係にある 最後から数えてn 番目の Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:last-child | 親要素の最後の子要素である Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:first-of-type | 兄弟関係にある最初の Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:last-of-type | 兄弟関係にある最後の Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:only-child | 親要素の唯一の(兄弟関係を持たない) 子要素である Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:only-of-type | 兄弟関係にある Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:empty | テキストノードも含めて子要素を持たない Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:target | 参照URIの目標である Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:enabled | 有効な (:enabled)Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:disabled | 無効な (:disabled)Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:checked | ラジオボタンあるいはチェックボックスがチェックされた状態のときに Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
Example:not(s) | sでないセレクタを持つ Example要素 にスタイルを適用 | 3 |
最後に
サンプル等を表示しようと思いましたが、省略致しました。数学と同じで基礎なので、これらを組み合わせて応用させた場合無限の可能性が広がります!
Example:first-childのお陰で、リストメニュー等の右端のみ横線無しとか楽になりましたね。(このサイトでは使ってません)。他のブラウザは直ぐに対応(ほぼ対応していますが)してくれるので良いですが、IEのお陰で色々とまだ使えない状況が多いのが現状です。
SNS活用とジョハリの窓
ジョハリの窓とは
「ジョハリの窓」とは、心理学者ジョセフ・ルフトとハリー・インガムが発表した、自己の公開とコミュニケーションの円滑な進め方について考えられたモデルです。
開放の窓(open self)
「公開された自己」自分に分かっている・他人に分かっている
盲点の窓(blind self)
「自分は気がついていないものの、他人からは見られている自己」自分に分かっていない・他人に分かっている
秘密の窓(hidden self)
「隠された自己」自分に分かっている・他人に分かっていない
未知の窓(unknown self)
「誰からもまだ知られていない自己」自分に分かっていない・他人に分かっていない
敵を知り、己を知らば百戦危うからず
SNS(Social Networking Service)についてお話すると、必ず「何が楽しくて自分の情報を外部に公開するの?」「個人情報を知られるのが怖い」のような事を言われます。ビジネスはコミュニケーションの上に成り立っています。コミュニケーションが円滑になれば、効率良くビジネスが出来るというものです。自分が住んでいる町内の肉屋さんに買い物に行ったことを想像してください。同じ町内だからという理由でそのお店に行くわけですが、肉屋さんの親方の人となりを知っていれば、行きやすくなりますよね。個人的なつきあいがあれば、他のお店に浮気することもありませんよね。さらに仲が良ければおまけしてくれるかもしれません。逆に肉屋さんの立場で考えてみましょう。お客さんの家族構成を知っていれば、適正な肉の量を提案できます。お客様の誕生日を知っていれば、ワンランク上のすき焼き肉が提案できます。知ってもらうこと、そして知ることがコミュニケーションを円滑にするのです。孫子の兵法でも「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」と言います。知ってもらうこと、そして知ることを意識しましょう。
今かけている広告宣伝費、それでいいですか?
中心市街地が衰退し、商店街から郊外の大手スーパーにお客様が流れていくという現状が全国的にあります。大手スーパーは多額の予算を使い、メディアを用いたコミュニケーションを行なっています。実際にヒアリングしてみると、商店街でも個別に折込チラシを入れてるよと言われますが、大手とは広告宣伝費の額が違います。同じやり方で太刀打ちできるわけがありません。また集客のためのイベントを定期的に行なっているところもありますが、イベント業者、広告代理店に丸投げしているなど、せっかくの「知ってもらう」チャンスを無駄にしているように思えます。好景気の時は、広告宣伝費をかければ比例して売上も増えたかもしれませんが、不景気真っ只中の現在こうはうまくいきません。むしろ今かけている広告宣伝費を全額削っても売上は減らないかもしれませんよ。逆に、予算をかけずともお客様とのコミュニケーションを図れるのがSNSなのです。FACEBOOK、Twitter、いずれも無料です。 遠隔地の見込み客とのコミュニケーションも出来ます。
まずは知ってもらいましょう
知ってもらうことの重要性は前述しましたが、ジョハリの窓で考えると、「公開された自己」を大きくし、「誰からもまだ知られていない自己」を小さくすることが、円滑なコミュニケーションにつながります。「公開された自己」を大きくするための手段が、SNSやチラシ、TVCMなどです。では「誰からもまだ知られていない自己」、つまり自分も分かっていないことはどうやって知り得るのでしょうか。これは3C分析のCompany(自社)やSWOT分析の強みや弱みを分析することで分かってきます。ここで解明された自己は、「秘密の窓」ということになります。これを公開し、他人に分かってもらうことが重要なのです。また「盲点の窓」、これはどういうことか。自分には分かっていないが、他人には分かっていることです。例えば、企業で言うと、潜在的なクレームや開発時には想定していなかった商品の用途など。これはお客様アンケートやマーケティングリサーチを実施することで解明されます。解明すると、「盲点の窓」は「開放の窓」になり、「開放の窓」はどんどん大きくなり、ビジネスはしやすくなっていきます。しかし、SNSもTVCM、チラシなどはあくまでも知ってもらうための手段、真のコミュニケーションではありません。例えば、開店前に店の前を掃除し、近隣客に挨拶する、これも自分を知ってもらうための手段になります。最終的に目指すところは、「買ってくれ」と言わなくても、お客様が「買ってくれる」環境づくりなのです。