USTREAMで認知度アップは可能か?

昨年一昨年と、秋田県由利本荘市における、食の町おこしイベントのUSTREAM中継を行って参りました。


Video streaming by Ustream

日時:2011年7月30日(土)~31日(日) 会場:本荘公園

http://www.ustream.tv/channel/hamtamitv


Video streaming by Ustream 日時:2010年7月31日(土) 会場:大門通り

 http://www.ustream.tv/channel/%E3%83%8F%E3%83%A0%E6%B0%91%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB

メリット

 二年通して感じたメリットは、まだ知られていないものであれば一気に認知度を上げられるということです。しかしながら、USTREAM単独ではなかなか効果が上がらず、TwitterやFACEBOOKと連携して初めて効果が上がるというものです。その土台として、Twitterであればフォロワーが多いこと、FACEBOOKであれば友達が多い、又は「いいね」が多いことが条件になります。また配信した動画はUSTREAM上でアーカイブすることが出来、また録画時間の制限はありますが、Youtubeにも同時投稿出来るため、長期間にわたっての拡散性を期待することもできます。

問題点

 問題点は認知度が上がっても、実際の集客や購買活動にはすぐに結び付かないことです。AIDMAで言うと、Attention、Interestはクリアしても、その先のDesireにはなかなか進みません。これを打開するためには、高解像度のカメラで楽しさやシズル感を演出する必要がありますが、インフラとして光回線などの高速回線が必須になります。Foma一択の屋外イベントでは本当に頭の痛い問題です。また、地方のイベントという特性上、遠くのユーザーを集客することがは不可能です。都会であれば映像視聴即参加も可能だと思いますが、移動に時間とコストがかかる地方では現実的に無理です。

 次の映像は、「昭和音酒場五番堂」で毎月定期的に開催しているLIVEの模様です。


Video streaming by Ustream

http://www.ustream.tv/channel/live5bando

このLIVEでも、TwitterやFACEBOOKとの連携の必要性を感じました。モデレーターがいかに煽ってチャットに巻き込むか、そしてそこからいかに集客するかが肝要です。特にSNSの特徴は双方向、一方通行のコミュニケーションではせっかくのコンテンツも面白くはありません。ユーザーと対話しながら、一緒に番組を作る感覚で運営すれば、自ずと応援してくれる人は増えるはずです。